「そういえば、子どもの頃、休みの日はよくデパートに家族で出かけていたなぁ」
「そうです。品揃えが豊富なデパートは買い物には最適でした。子どもたちが遊ぶ場所もあり、レストランもありました。」
こんにちは。ウメ犬です
今回は『【衝撃的未来予測③】書籍:2025年人は「買い物」をしなくなる「第2章」についての解説』についてお話ししていきます。
アラフォー前後の人なら、住んでいる街にデパートや百貨店があり、よく利用されていたはずです。
イオンやヨーカドー、ダイエーなどは毎週末休みの日に遊びに行っていたのではないでしょうか?
では、そんな小売業の歴史を見ていきたいと思います。
【衝撃的未来予測③】書籍:2025年人は「買い物」をしなくなる「第2章」についての解説
概要
前半:戦後の高度経済成長から現在に至るまでの歴史とは?
後半:商品棚が「人の手元」にきた
この記事でわかること
・ショッピングの発展の歴史
・気付かないうちに、あなたの手元に商品棚が来ている
前半:戦後の高度経済成長から現在に至るまでの歴史とは?
○戦後に伸び続けた百貨店と個人商店そしてスーパーマーケットの台頭
戦後、店舗数を急速に伸ばしたのは、都市部の百貨店や、地方の個人商店でした。
そんな百貨店や個人商店が急速に成長したのは、日本国内の消費全体が急激に膨らんだことが要因です。
戦後の日本では人口が増え、経済も発展し、人々が持つお金も増え続けていました。
その後、日本に自動車が普及するとショッピングの形態が大きく変わります。
一家に1台、車を所有することによって、人々の日常における行動範囲は飛躍的に伸びました。
この時期に店舗数を増やしたのが、「スーパーマーケット」です。
スーパーはこれまでの個人商店を一ヶ所に集めたような大型の店舗でした。
肉、魚、野菜、日用品が一ヶ所で揃うので、家から遠く離れていたとしても、車で出かける価値がありました。
そして、そのあとに専門店を集めたショッピングモールが誕生します。
この大型駐車場を完備したショッピングモールには、買い物以外に、「食事」や「子どもを遊び場」がありました。
そのため、百貨店の屋上にあった遊び場やイベントスペースの多くは、縮小化、あるいは廃止されてしまいました。
後半:商品棚が「人の手元」にきた
①「ショッピング史」は棚を奪い合う歴史だった
お店には、売りたい商品がたくさんあります。
しかし、売場には限りがあり、かつ、商品を置く棚にも限りがあるため、商品を好きなだけ並べるということはできませんでした。
その限りあるお店の「棚」を、いかに魅力的にし、お客様から選ばれる「棚」とするか。
その棚の奪い合いは、現在も各店舗間において行われています。
②インターネットの普及で棚が「家に来た」
そんな店舗と店舗で奪い合っていた「商品を選ぶ棚」が、インターネットの普及により、「家」で見ることができるようになりました。
Amazonや楽天のサイトをPCで見て、欲しい商品を購入するショッピングが増加しました。
③スマートフォンの普及で棚が「手元にきた」
インターネットの普及により、より身近になった商品を選ぶ「棚」が、今度はスマートフォンの普及により、さらに身近になりました。
今や、スマートフォンから好きな商品を探し、購入、決済するということは当たり前にできる、そんな時代になっています。
まとめ
今回は『【衝撃的未来予測③】書籍:2025年人は「買い物」をしなくなる「第2章」についての解説』についてお話ししていきました。
前半:戦後の高度経済成長から現在に至るまでの歴史とは?
ショッピングの歴史を振り返ると、少しずつ「めんどくさい」が解消され、付加価値が生まれていっていることがわかる。
後半:商品棚が「人の手元」にきた
スマートフォンの普及により、リアル店舗の「棚」で商品を選ぶ必要がなくなった。
今回、記事の参考にさせて頂いた書籍は↓こちらです。
【参考】
ではまた。
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